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令和2年度の農作物被害額は161億円


10年前の平成22年度は239億円


10年間での低減率は32%になります


ここ10年で凄く対策の結果が出ていることがわかります。


※下記は農林水産省のホームページより参照したデータになります
 
 

161億円という額は全体のどれくらいの割合なのか?


農業総産出額(全国推計値)を調べてみた


89,370億円


この内、被害額の多くは耕種だと考えて耕種だけを抜粋してみた

※耕種は田畑を耕して生産する作物です。


56,562億円


被害額は耕種の総産出額の0.3%


この数値だけみると大したことがないと思ってしまう


ただ実際は鳥獣被害だけでなく天災等もあると考えると


決して0.3%は少ないものではなさそう


言い換えると1000個作っても3個は廃棄


100万個作っても3000個は廃棄ということです

 

被害は農作物だけではない!


森林被害も大変なようです。


令和2年の森林被害面積は全国で年間約6千ヘクタール


更に鳥類による水産被害もあります


日本アピールポイント豊かな自然と食は凄く大切


この問題はすぐに対処すべきことなんですね

 

野生動物駆除としての捕獲頭数は?


令和2年に捕獲されたシカは67万頭


そのうち被害防止として捕獲したのは53万頭


約8割の鹿が獣害対策として捕獲されています


ちなみに平成12年に捕獲されたシカは14万頭


20年ほど前から4倍以上に捕獲数は増えています


※下記は農林水産省のホームページより参照したデータになります
 
 

野生動物頭数は減っているの?


2019年のシカの推定個体数は189万頭


ということは1/3の個体数を捕獲していることになります


すごい数を捕獲してますね、びっくりです


ちなみに直近30年間で推定個体数は7倍に増えています


2013年頃から減少傾向の推定となっていますが


それでも多いですね


※下記は農林水産省のホームページより参照したデータになります
 
 

捕獲しても増える理由は?


まずは天敵がいないことが大きい


そして狩猟者の減少


積雪量の減少などがある


弱肉強食のバランスが崩れてるんですね


鹿の上に人間が立たないと成り立たない

 

猟師は増えているの?


年々増えています


またこれまでは60歳以上取得者が多かったが


40歳未満の若い年齢の取得者が増えつつある


狩猟ブームなのかもしれないですね


ここ数年で狩猟YouTuberも増えたように思います


※下記は農林水産省のホームページより参照したデータになります
 
 

私が感じた正直なこと


人間も動物も生きてる限り未来を思いやります


互いに生き抜くために試行錯誤して


考えて生きているんですね


人間と野生動物のバランスがつり合う時


本当に豊かな自然になるのかもしれないですね




昨年私も狩猟の免許を取得しました


受験者の大半は30代かそれよりも若い方だったので驚きました


その時私はこの分野も大きな変化が起きそうだと感じました


自然とITの関わりは極めて難しいと思いますが


できるところからメスを入れることで


今までの概念が変化し新たなものが生まれることに期待したいと思っています。


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