夜間の野生動物の生息状態を把握したい。そんな思いから試して見たのがきっかけです。
実は兄が狩猟兼料理人です。獣害駆除も兼ねた野生動物の狩りに日々奮闘しています。我々が思っている以上に山の中には野生動物が沢山います。日中に山を歩いていてもなかなか遭遇はしませんが、夜間の山では息を殺しじっと見ていると活動している動物が沢山。
とは言ってもなかなか狩猟は難しい。動物も賢いので…ですから、テクノロジーを活用して少しでも生産者の力になれれば。生産者のこれまでの経験値やノウハウを後押しする補助的なツールは必要だ。そんな思いもあり、まずは市販カメラでの検証を実施してみました。
撮りたい理由
動物の行動を観察するためです。
狩猟にされる方にとって動物の行動を追うのは1つの仕事の一つだと思います。これまでは、足跡などの形跡を追って行動を予想していました。しかし、高度な感性とノウハウが必要になると思います。そこで、トレイルカメラを使って行動をもう少し可視化できたらいいなと思い使用してみました。
撮りたい動物
シカ、イノシシ
試したトレイルカメラ
メーカー: WOSODA
金額: 約5000円
必要電池: 単三電池8本
WOSODAさんというメーカーのトレイルカメラです。
メーカーさんに直接勧められて使用することにしました。最初はかなり疑い深かったですが物を確認するとしっかりとした剛性を感じる作りで、マニュアル等も多言語で書かれており親切でした。カラーディスプレイがないタイプのカメラで最初は操作性に関して心配になりましたが、これに関しては後々メリットがわかりました。
付属品も、固定にベルトと金具の2パタンが付属していて親切です。電池は単三電池が8本ということで少し多いように感じました。しかし、これも後々メリットがわかりました。
2週間放置した結果
まずは、使ってみないとわからないので2週間程度気になっていた場所に設置して2週間放置して見ました。
その結果…わんさか撮れました。一部の動画を紹介します。
※自慢ではありませんが私が設置した場所も良かったのかも。
撮れた動物
シカ、イノシシ、アナグマ、カラス、キツネ、タヌキ
良かったところ
・逃さず撮れてくれているところ!
これに関しては、他の製品を買って全く反応せず撮れないものがあった為、心配していました。しかし、しっかりと小動物まで撮れてますので十分な性能だと感じました。ちなみに、一番遠いところで7m先の動物まで撮れていたと思います。
・なんと言っても電池の持ち!
これは最初に疑問に感じていたことが解消されました。ディスプレイ等の無駄な消費電力を抑えることで電池の持ちを長くしているようです。その為、2週間そこらでは電池は全く無くなりません。確かマニュアルには12ヶ月と書かれていたような…本当なら凄いですが、2週間の使用の感じでは余裕ですね。電池は入れ替えが案外面倒だしコストがかかります。8本と少し多いように感じるものの、電池の持ちが優れているんであればOKです。
悪かったところ
・ディスプレイが無いので設定がマニュアルがないとできない
これに関してはあえてデメリットをあえて言うならといった感じです。カラーディスプレイが無いことでのデメリットとして、画質、録画時間等の設定は直感的にできないです。と言うのは、それらの設定は番号に置き換わっていたりするので、どうしてもマニュアルを見ないと設定の内容がわかりません。
・ディスプレイが無いので現場で録画内容を確認できない
あと、現場で録画内容を確認できないこともデメリットですね。だけどこれも私の場合は大きなディスプレイで確認したいので、どちらにしてもパソコン等に接続してしまいますので関係ない話です。
最後に
以上簡単なレビューでしたが検討されている方の参考になれば幸いです。何か商品等その他のことに関しても、ご質問などありましたご連絡頂ければと思います。インスタグラムもしていますのでそちらでも結構です。インスタグラムでも日々の奮闘状況を紹介しております。是非チェックしてみてください。
※殴り書きでブログを作成しております。間違った内容や不備があればご連絡頂けますと幸いです。
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